一番におススメしたいことは、いつもカレンダーに満月と新月の日とあなたの月経周期や体温や体調の変化をメモしてみることです。
照らし合わしてみると、月やホルモンににあなたがどう影響を受けているか、体調を崩すタイミングや体調の良いタイミングなど、色々気づくことがあると思います。
あなたの体のリズムが分かってくると、ダイエットやデート・勉強や仕事などを計画するときにも参考になりますよ。
月の満ち欠けと月経から排卵、排卵から月経までのリズムが似ているので、一緒に説明します。
●満月・月経の冷え期・憂鬱期
低温期：リラックスして体を温めましょう。
体温を上げる作用の黄体ホルモンの分泌がなくなることで、冷え、血行不良・生理痛・貧血・頭痛・胃腸の不調・疲れ・憂鬱、感情や肌の敏感・気分のムラなどの症状が起きやすい時期です。
この時期は、吸収・蓄積・統合のエネルギーが高まります。パワーが強い時期で、気持ちが高まり、吸収力も強いので暴飲暴食には注意です。
これまでやってきたことの見通しがたったり、何かを成し遂げるパワーも最大限に発揮され、努力が実を結びます。衝動的になりがちですが、内なる潜在能力を発揮できるときでもあります。
満月の夜に瞑想をすると、自然と繋がりやすいと言われています。
●下弦の月（欠けていく月）・月経から排卵までの活動期
低温期：エストロゲン優位で新しいエネルギーを作り出す時
排卵を準備するためのエストロゲンが優位になり、心も体も充実して安定する時期です。
代謝が上がり水分や老廃物の排出がスムーズなのでダイエットに最適で、肌や髪がキレイになります。心も体も快調で、活動的で集中力が高まるので色々なことに積極的になれます。
解毒・浄化・発散の作用が高まります。手術や治療などはこの時期に行うと成功率が高く、治療期間が短くてすむといわれています。ものごとを解決するのに適した時期です。ダイエットやファスティングを始める絶好のタイミングです。
●新月・排卵期
エネルギーが必要な時
浄化・解毒の作用があるといわれています。毒素を分解して外に排出するデトックスの力が最も高まります。
新しいアイデアが浮かんだり、何か新しい事をスタートさせるのに最適な時。悪い習慣や関係を断ち切るのにも適しています。
新月には、お祈りすると願いが叶いやすいとも言われています。
ホルモン面では、体が受精の準備をしているので、心も体も一番異性を求める時ですね。
●上弦の月（満ちてゆく月）・排卵後から月経期までの不調期
心身ともに不安定で吸収しやすい時
高温期：二週間 プロゲステロン優位
黄体ホルモンの分泌が高まって子宮内膜が充実しはじめ、下腹部になんとなく不快感や違和感を感じる時期。
PMS（月経前症候群）・むくみ・代謝低下・便秘・肩こり・頭痛・肌荒れ・食欲旺盛・気分のムラ・集中力低下・イライラ・不安感などになりやすい。この時期に甘いものを取りすぎると、生理痛やPMSになりやすくなります。
排卵期と反対で女性は、異性を疎ましく思う時期です。欠点が見えて否定的になります。
この時期は、『吸収』『成長』『休養』の作用があるといわれています。身体が色々なものを吸収してエネルギーを蓄える時期でもあります。
吸収しやすい分、太りやすくもありますのでバランスのよい食事を心掛けましょう。ゆっくりと過ごすと気持ちが落ち着く時期です。
いかがでしたか？
「こじつけじゃない？」と思ったかもしれません。
私は、それでもいいと思っています。
月やホルモンは、まだ多くのことが科学的に証明されていない分野です。
同じように、5000年前に始まったヨガやマインドフルネスの効果効能も現代になるまで科学的に証明されていませんでした。でも効果を感じた人によって受け継がれ、現代に入って脳波やメタ分析などで数値的に効果が証明されました。
ということで、今証明されてなくても、自分の体や心で感じたことが正解なのかなと思っています。信じるも信じないもあなた次第！
これからも、科学的に実証されているものも、そうでない少しスピリチュアルっぽいものも生活習慣に取り入れたらいいなと思うことをお伝えしていきます。
